『ダンナ様はFBI』うちの夫に似てて共感しまくり
『クリミナル・マインド』とか『ミッションインポッシブル』とかいうFBIやらCIAやらが活躍するストーリーを好んで見ているわたし。
安全地帯、日本に住んでいる身としてはこういったのは完全にフィクションの領域なんだけど、実際にアメリカには存在するわけで。
『ダンナ様はFBI』というタイトルを見たときに、実際はどんなんやろ?という興味があって読み始めました。
うちのアメリカ人夫と似てる
『ダンナ様はFBI』→https://t.co/vkjUJucj0I
— しゃいにー💋読書モード (@shinylife_wj) 2020年6月27日
このダンナ様がうちの夫🇺🇸となんかちょっと似てて、筆者に共感の嵐だった😂
こだわりが強くて絶対に妥協しないから大変なの!しかも本人は日本語話せないから私が電話したり通訳したりするんだけど、自分にその辺の知識がないもんだから難しくって! pic.twitter.com/aqH87GpJde
わたしの夫もアメリカ人なんだけど、彼もちょっと変わってて?一般の人とはまったく違う考え方とかを持ってるのよね。
こだわりもめっちゃ強い。
で、この本に出てくるダーリンと同じく、日本語は話せずパートナーである私を秘書がわりに使うこと日常茶飯事。
なかなか妥協しないタイプだから、何か交渉ごとが発生するたびにわたしは間に挟まれオロオロ。
ことが落ち着けばようやくホッとするっていうのを繰り返しながらの生活なので、元FBIのダーリンに振り回される著者の気持ちがよくわかるというか、めっちゃ共感した。
いやーほんと、大変です(^◇^;)
「私はとんでもない男と結婚したのかもしれない、とこのとき思った。」って筆者が振り返る場面があるんだけど、わたしもそれ夫と一緒になってから何度も思ってる/(^o^)\
— しゃいにー💋読書モード (@shinylife_wj) 2020年6月27日
でも事あるごとに大喧嘩してるわたしと違って、ちゃんと受け止めてる田中さん偉すぎる…!わたしももうちょっと大人になろう…
ほんと、とんでもない男をパートナーに選んでしもた!笑
FBI仕込みの心理作戦
FBIのダンナ様との生活を面白おかしく書いたエッセイかと思えばそれだけでもなくて、FBI仕込みのダンナ様による人のタイプを瞬間で見分けるトレーニング」とか、対面のコミュニケーションで使えそうなテクとかも満載でめちゃくちゃタメになった。
— しゃいにー💋読書モード (@shinylife_wj) 2020年6月27日
対面のコミュニケーション能力アップに役立ちそう!
育児のかたわら副業でフリーランスで働いている身としては、このダーリンの心理作戦というのが「なるほどぉ!」という感じですごくタメになった。
いろいろ書いてあったけど、まずは初対面からスッと相手の心をひらくため、出会って早々瞬時に笑顔を見せるというのを実践してみようと思う。
まあ、在宅フリーランスなので人と会うことはほぼないんだけどね←なんじゃそら
でもでも、ママ友とか夫の友達とか、仕事以外でも使えそうだし、練習してマスターすることにする。
『名画で読み解くロマノフ朝』ロシア皇帝ヤバイ人多すぎん?
『大黒屋光太夫』を読んでから、ロシアについて興味を持ったので、何か読みたいと思って手に取ったのがこの本。
ロシアに関しての知識はほぼなくて、イメージとしては「でかい!」「寒い!」とか、そんなもんだった。
でもこの本を読んで、ある程度の知識は身についた気がする。
読んで良かった当たり本です。
『名画で読み解くロマノフ朝12の物語』総評
『名画で読み解くロマノフ家12の物語』→ https://t.co/9hymphEh59この本、個人的に超当たり!芸術とかかなり疎いんだけど、解説を読みながら挿絵の名画を見てみると「なるほど〜」って思えるし細かい描写まで楽しめてよき。それぞれの絵に関するエピソードも頭に残りやすい。ページを巡るのが楽しい✨ pic.twitter.com/koQ8MESWCn
— しゃいにー💋読書モード (@shinylife_wj) 2020年6月24日
いつかこの本に登場した名画を美術館で眺めてみたい。
アートとか芸術とか「よくわかんない」って思ってたわたしが、こんなことを思うようになったのだからびっくりだよね。
知識って大事。
知識があればこそ、細部にまで目が行くし、その時代の人びとに想いをはせることができるのかも。
イワン皇帝ヤバすぎ。
ひとまず読んだとこまでの感想。
— しゃいにー💋読書モード (@shinylife_wj) 2020年6月24日
イワン雷帝、激ヤバじゃん。妊婦(しかも息子の妻)が体に負担をかけないようカジュアル目の服着て自分に会ったのが無礼!ってボコボコに殴って流産させた挙句、息子が「どういうことやねん!」ってキレて会いに来たら息子もボコボコに殴って死なせるとか気性荒すぎる。
イワン雷帝、学生時代に世界史で習ったはずだけど名前だけしか覚えてなかったのよね。
こんなにヤバい人だったなんて知らなかったよ〜!
ロシア=田舎 っていうイメージはなかった!
ロシアはものすごい大国というイメージがあったんだけど、16世紀〜17世紀はそうでもなくて、ヨーロッパ各国から田舎者と思われてたってのがめちゃくちゃ意外。ピョートル大帝の娘のエリザヴェータはフランスのルイ15世とどっかの伯爵と縁談2回も断られてるし、軽く見られすぎ。
— しゃいにー💋読書モード (@shinylife_wj) 2020年6月24日
デカイ=偉大 みたいな安直なイメージでいた←
でも、当時のヨーロッパでは田舎っぺ扱いだったらしい。これは初知りですわ。
ロシア人の冷酷さ
ロシア人、敵に対して容赦なさすぎ。処刑とか拷問とかほかの国でもあったと思うけど、ロシアのやり方えげつない。身分の高い女性への処刑方法が餓死だし、反乱起こしたリーダー格に対しては生きたまま手足切り落としたあとに斬首するし、そこまでやる!?死ぬときまでとことん苦しめるおそロシア😨
— しゃいにー💋読書モード (@shinylife_wj) 2020年6月24日
なんというか、残酷オブ残酷。
ロマノフ朝ほろびるときも、すでに退位した一家を全員皆殺しするんだけど、ほんと徹底してるなと思った。
ロシアと日本のつながり
別の本で読んだ知識とリンクすると楽しいね。光太夫の名前出てきて「おっ」ってなった。光太夫が謁見したエカテリーナ2世ってロシア人じゃなかったのか!びっくり。ロシアの女帝だからロシア人だと思ってたけど違った。夫を殺して女帝になったらしい。すげえな。まあ理由を見るとしかたない気もする。
— しゃいにー💋読書モード (@shinylife_wj) 2020年6月25日
光太夫の話に出てきたエカテリーナ2世。ドイツ人だってね、びっくりだよ!
しかも光太夫の境遇に同情して「おかわいそうに」って帰国をサポートしてくれたってエピソードから温和な貴婦人ってイメージだったんだけど、夫を殺して女帝になったって書いてあって「まじか〜!」ってなった。
ロシアと日本の関わりといえば大津事件も出てきた。
わたし名前こそ聞いたことあったものの内容なんてさっぱり忘れてたよ。
日本人がニコラス2世を斬りつけた事件だってね。
「あーね、なんか聞いたことあるわ、その話」ってちょっとだけ記憶の彼方から出てきた感じ。笑
不死身のラスプーチン
読了。ラスプーチンすげえな。毒入り菓子食べても死なず、銃で撃たれても死なず、最終的に袋に入れられて川で溺死。しかもこれ全部、同日に起こってるの、かなりヤバくない?倒しても倒しても復活するとか、ゾンビかよ。
— しゃいにー💋読書モード (@shinylife_wj) 2020年6月26日
「名画で読み解く」シリーズ、他のも読んでみたいな。おもしろかった!
病気を治すヒーリングの力も持ってたらしい。
ロシア皇帝ニコラス2世の息子アレクセイが血友病(当時は不治の病)で、医者はみんなお手上げだったのにラスプーチンは幾度も奇跡を起こしたとか。
でも、せっかく治してもらったけどロマノフ一家は全員暗殺されちゃうんだよね、最後。
家族想いのニコラス2世、国を顧みず政治をサボって家族でクリミア旅行ばっかりしてた結果、味方がいなくなって最後は大事な家族のいのちも失っちゃうの、皮肉だよね。